旅程管理主任者(ツアーコンダクター)になるには?
ツイート旅行業法が改正されました。従来の主催旅行と、新企画旅行(募集型・受注型)の主任添乗員は、旅程管理主任者の資格を取得しなければなりません。
旅程管理主任者(ツアーコンダクター)とは?
旅行会社の企画・手配ツアーの同行添乗員は、次の要件を満たす必要があります。
- 国土交通大臣の登録を受けた機関が実施する、旅程管理権驟雨の修了者(合格者)であること。
- 一定の添乗業務の経験があること。
添乗員の資格は、国内のみ有効の国内旅程管理主任者と、国内外共に添乗可能な総合旅程主任者の2種類があります。研修内容は、国内;法令約款、国内添乗実務、総合はこれに海外添乗実務と添乗外国語(英語、または中国語)がプラスされます。
旅程管理研修の実施機関は、社団法人日本添乗サービス協会(TCSA)や日本旅行業協会(ANTA)、一部旅行業者、国土交通大臣に登録した者(登録研修期間)です。添乗実務経験回数は、研修終了日の前後一年以内に2回以上経験することです。
添乗実務の経験は、実際のツアーに補助添乗員として同行、手配旅行の添乗員として同行、登録会社の研修ツアーに参加する、協会主催の研修ツアーに参加して、添乗員講師の下で指導を受けることが必要となります。
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トラベル・カウンセラー制度について
この制度は、旅行のプロフェッショナルとして広い知識と、顧客への的確な対応(案内・相談業務)ができる人材育成を目的として2004年度に発足しました。これは業界の自主資格制度です。2段階のステップアップ方式です。
第一ステップは、「トラベル・コーディネーター研修;「販売・接客のプロ」になるための養成講座です。旅行販売業務や添乗業務において旅行全般の案内可能となる人材の育成です。販売実務、旅行地理、コミュニケーション・スキルの講座があります。
第二ステップは、ディスティネーション・スペシャリスト研修;特定国・地域を熟知したスペシャリストとなる資格制度です。インターネットの養成講座、認定試験から構成されています。現在32カ国・地域の22講座が開講されています。
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