旅行会社の仕事と内訳について
ツイート旅行斡旋業と昔は呼ばれていましたが、1971年旅行業法改正で旅行業と名称が変わりました。斡旋による手数料商売から旅行商品を企画し、販売する業務へと移行しました。
国内・海外旅行のアウトバウンド業務
旅行商品の分野で、アウトバウンド、インバウンドの2つに分かれます。アウトバウンドは、日本に住む人を対象に、国内・海外に送り出す業務です。
国内旅行業務:日本居住の人を対象に国内旅行の対象商品販売
海外旅行業務:日本居住の人を対象に外国への旅行を提供
地方では、県外に送り出すのをアウトバウンド、県内に迎え入れるのをインバウンドと呼び区別します。
外国人旅行(インバウンド)とは?
外国人旅行業務:海外居住者を対象に、日本への旅行を営業する業務取扱高の割合は、まだ低いものです。現在大手旅行会社は、中国などに合弁の現地法人を設立したり、大手航空会社と連携して精力的な営業活動を展開中です。国内も受け入れ態勢が必要です。ホテル、旅館、地方自治体、観光協会と連携して整備しています。
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その他の関連業務
個人旅行対応業務として、店舗カウンターで、渡航手続きの代行業務、旅行相談業務、旅行関連商品、保険販売を行っています。営業、添乗員の業務は現場業務だけでなく、経営管理関連業務が行われます。商品企画、手配、仕入の力量が大きく他社との差別化となります。
@企画業務
旅行者ニーズの調査把握し、旅行素材の組み立てを行い独自商品企画をおこなう。
A仕入業務
サプライヤーから仕入(契約・料金決定)
B手配・海外渡航業務(オペレーション)
仕入の条件や料金から、実際の予約、旅券・査証などの書類作成
C販売促進業務
販売支援の広告宣伝業務やパンフレット、チラシ制作、ウェブサイト管理
経営部門の業務
会社経営の根幹である、経営企画、財務・経理、総務、人事などスタッフ部門の仕事
- 経営企画関係
- そう無関係、人事関係、財務経理関係
- ネット・IT化関連業務、クレーム処理など、お客様窓口
最近の各所のIT化の進行から、システム開発や管理、個人情報管理などが、経営管理部門の主導で行われます。
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