宇宙旅行の実現を目指す旅行業界
ツイート宇宙旅行は、もはや夢物語ではありません。ＪＴＢをはじめ、各社が取り扱う時代になっています。
22億で宇宙へ飛び出せ
世界で唯一、宇宙旅行を実施した米国のＳＡ社。日本では、ＪＴＢが業務提携を果たし、宇宙旅行及び宇宙関連プログラムの独占代理販売契約を結びました。これによりＪＴＢは、ＳＡ社の展開する宇宙旅行の全商品を日本国内で販売できるようになりました。
「宇宙体験旅行」から、国際宇宙ステーションに滞在できる「本格的な宇宙旅行」、さらには「月旅行」まで、様々な商品の販売に積極的です。その狙いは、今後さらに注目度の高まる宇宙旅行マーケットの拡大にあります。
ＳＡ社には、世界初の民間人観光宇宙旅行を企画・制作し、2001年と2002年に国際宇宙ステーションに民間人を送り出した実績があります。その他にも、無重力体験、超音速ジェット機体験をはじめとした宇宙関連プログラムを、既に1000人以上もの人々に提供しています。
さらに、新時代のコンテンツである「月旅行」の販売も開始しています。なお、気になるお値段ですが、ロシアの宇宙船に乗って月の裏側を周り帰還するものでは一億ドル（約110億円）。国際宇宙ステーションに滞在する「軌道旅行」は、約2000万ドル（約22億円）となっています。これらに関する詳しい解説は、ＪＴＢとＳＡ社、それぞれの宇宙旅行専門サイトで見ることができます。
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クラブツーリズムの宇宙旅行
クラブツーリズムは、英国ヴァージン・グループの宇宙旅行会社「ヴァージンギャラクティック社」が2013年から実施する予定の宇宙旅行商品で設けた、日本での販売枠七名分を確保し、売り出すとしています。
定員六人の宇宙船を、日本人だけで貸し切るツアー。そして、別のツアーでは日本人枠二人を募集しており、すでに四人の参加希望が出ています。彼らは、クラブツーリズムが宇宙関係の講演を主催してきた「宇宙旅行クラブ」の会員です。
プログラムでは、マザーシップ（ホワイトナイト号）で高度16キロ付近まで宇宙船を運んでから切り離し、ロケットエンジンを点火、その後、音速の三倍のスピードで4〜5Ｇを受けて、高度100キロの宇宙空間に飛び出します。
約25分間ほど宇宙に滞在でき、4〜5分くらい無重力を体験できるとしています。窓の外に、無限に広がる大宇宙。そして地球。それらを心行くまで堪能できる計画です。
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